先日レジュメサイトを見直したときに、思い立ってアカウントを整理したのでそれについて書く。
レジュメサイトの乗り換えについては以下。 kheiakiyama.hateblo.jp
結論を3行で
- 資格情報はプライベート利用の個人アカウントにひもづけたほうがいい
- 資格情報が紐づくアカウントの切り替えは、 Q&A に投稿することでサポートメンバーに対応してもらえる
- Microsoft Learn は Azure 使っていなくても学習に便利
整理前の状況
Microsoft Azure の資格情報は以下の URL で確認できる。
この資格情報は個人アカウントに紐づく仕様となっている。
私に紐づいているアカウントは以下のとおり。
- プライベートメールアドレスの個人アカウント
- 職場メールアドレスの個人アカウント(Microsoft Azure 資格)
- 職場メールアドレスの組織アカウント
現在勤めている Colorkrew Inc. は Microsoft のパートナーで、資格情報を持つ個人アカウントに職場の組織アカウントに紐づけることで、パートナー要件に反映できる。
資格は "職場メールアドレスの個人アカウント" に紐づいていたので、それをそのまま職場メールアドレスの組織アカウントに紐づけていた。
整理が必要な理由
アカウントの整理をした理由は以下の通り。
- 資格情報の確認が Microsoft Learn 配下のシステムになっている点
- 職場が変わった場合に手間が発生する点
- 職場メールアドレスがそもそも永続的に利用できない点
順に説明する。
資格情報の確認が Microsoft Learn 配下のシステムになっている点
繰り返しになるが、資格情報の確認は以下のサイトで行う。
上記ページはコンテンツの拡大が著しい、 Microsoft Learn の配下にあるのがポイントだ。
私の場合、Microsoft Learn はプライベートのアカウントで学習状況を進めており、これが分散されるのは嬉しくない。(見直したところ、職場メールアドレスでも行っていた・・・)
いまいち達成感はないが、ポイントが加算されてレベルが少しずつ増えてほしいものだ。
(ようやくレベル7 !)
また、資格の有効期限延長が可能になり、これが Microsoft Learn 上でレコメンドされるようになっている。
12月15日、Microsoftは、学習者が最新の状態を維持できるように 新しいアプローチを導入 しました。6か月以内に有効期限が切れる有効な認定資格をお持ちの方は、Microsoft Learnの更新アセスメントに合格することで、毎年、無料で認定資格を更新することができます。
Microsoft認定資格を更新する | Microsoft Docs
このあたりからも Microsoft Learn で主に利用するアカウントと、資格情報が紐づくアカウントが同じであるほうがスムーズであることがうかがえる。
職場が変わった場合に手間が発生する点
上記のよくある質問を読むと、
- パートナー組織に紐づけたユーザが、別のパートナー組織に紐づけできる
- パートナー組織の全体管理者は、ユーザの紐づけを解除できる
らしいことが読み取れる。
問題は私が "職場メールアドレスの個人アカウント" を利用していたことにある。
もしも職場が変わると、離職に伴いこの個人アカウントは利用できない。
つまり自分でパートナー組織の紐づけを解除したり、切り替えることができないことになる。
離職前の会社の全体管理者に依頼するしか解決手段がないことになるため、セルフコントロールできないのはあまりよろしくない。
職場メールアドレスがそもそも永続的に利用できない点
最後にこれは当然といえば当然だが、離職すれば職場メールアドレスは利用できない。
せっかく取得した資格を喪失するのはもったいないので、プライベートのメールアドレスに紐づけておくのが無難だろう。
どのように資格の紐づけを変更するか
Microsoft Learn 内の Q&A ページに投稿することで、資格を紐づけるアカウントを切り替えできる。
私の投稿は以下のリンクなので参考になれば。
MCID や個人情報のやり取りを行う都合上、パブリックな Q&A ページではなくプライベートメッセージでのやりとりが必要になる。
以前のアカウント
- プライベートメールアドレスの個人アカウント
- 職場メールアドレスの個人アカウント(Microsoft Azure 資格)
- 職場メールアドレスの組織アカウント
現在のアカウント
- プライベートメールアドレスの個人アカウント(Microsoft Azure 資格)
- 職場メールアドレスの個人アカウント
- 職場メールアドレスの組織アカウント
また、同時に Microsoft のパートナー組織への紐づけもプライベートメールアドレスに対して行うように設定をし直した。
おわりに
余談だが Microsoft Learn は Git や GitHub などの Generic なコンテンツも扱っているため、Microsoft のクラスタに若干遠い人も利用してみるとよいと思う。