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デブサミに行かなかったけど、全部の講演資料に目を通しました

デブサミ2014が終わりました。


私は参加しませんでした。
が、公開されている資料はひと通り目を通したので、おおーと思ったものに感想をのせてまとめておきます。


デブサミ2014、講演関連資料まとめ:CodeZine


以下、感想なので「ですます調」ではなくなります。


1日目

新卒エンジニア研修ですべきことできること(関口亮一〔ディー・エヌ・エー〕)

基礎が大事ってのは本当にそうだと実感します。


局所的な知識の集合で勝負してるエンジニアを見ると、プロジェクトが変わると全然勝負にならない。


そうはいっても明日は我が身。
自分で技術不足を解消していかねば。



成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント(中村洋〔DevLOVE関西〕)

ドラッカー風エクササイズやってみた。


1:自分は何が得意なのか?
→改善志向な言動と積極性とプログラミング(C#, Javascript, PHP


2:自分はどうやって貢献するつもりか?
→メンバーが壁にぶつかったときにアドバイスできるだけの幅広い知識と経験を日々積み重ねること


3:自分が大切に思う価値は何か?
→政治や感情よりもユーザにとっての価値。メンバーが世の中で通用する(≠会社のみ通用する)エンジニアになれるようなマネジメント。


4:チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?
→困ったらこいつに聞けばヒント(ときには答え)をくれる。困難にチャレンジしていること。



社内システムの構造と設計、実装のはなし(田籠聡〔LINE〕)

社内システムがオープンでないためにハックできないことがよくある。
自分がつくるところはオープンにしないとなあと思った。


社内システムって大層に聞こえるけど、チームで Jenkins 稼働するだけでも社内システム。
みんなが簡単に触れない仕組みにしちゃうと、それを作った誰かにロックインされるからいいことはないよね。



スプリントの正体(津田義史〔マイクロソフトディベロップメント〕)

Microsoft の人がこういうイベントで開発のやり方を発表するなんて初めて聞いた。
と思ったら、


やはり貴重だった。 行かなかったことに少し後悔。


ステークホルダーの位置の人たちに聞いて欲しい講演だと感じた。
資料だけでもわかりやすいので、見てもらってもよさそう。



何故クックパッドのサービス開発は日々進化しているのか(庄司嘉織〔クックパッド〕)

過去のデブサミ@yoshiori 氏がドワンゴにいた頃の講演聞いてから一気に好きになった。

名言抜粋。

1.テストを書け
2.問題を根性で解決するな
3.人を殺す以外なら何やってもいい
4.失敗を引きずるな


久々に読んだらいろんなことを考えてしまう。
講演を聞いた2年前から、自分は成長しているだろうか。
エンジニアリングを武器にする!と思っていても防げなかったデスマ。
でも自分の力が足りなかった。
まだこれからだ。


とにかく「許可を求めるな、謝罪せよ」を地でやって、企業に認めてもらっているのがスゴイ。
この人と働いてみたい!と思っているエンジニアは私だけではないはず。
今後も勝手に自分のメンターと捉えてやっていこう。



iOSにAndroid、百花繚乱モバイル開発環境を比較する(細川淳〔シリアルゲームズ〕(エンバカデロ))

これは素晴らしいモバイル開発環境のまとめだと思った。
必見。


C# 使いなので、Xamarin 見てみようと思った次第。



これからのネイティブアプリにおけるOpenID Connectの活用(倉林雅/Nov Matake OpenIDファウンデーション

普段何気なく TwitterGitHub 認証してるけど、どういう仕組みなのかという疑問に少し答えてくれた。


認証を利用する方の情報はよく見つかるけど、認証の IdProvider 側を作ろうと思ったらどうすればいいんだろうかという新たな疑問がわき上がってきました。


OpenID Connect や OAuth の仕様が公開されているんだから実装すりゃいいのかもしれないけど、もう世の中には実現したライブラリなんかもあるんだろうか?
→あった。
DotNetOpenAuth/DotNetOpenAuth · GitHub



XamarinとVisual Studioでまとめて作るiOS/Android/Windowsアプリ(渡辺友太〔日本マイクロソフト〕)

ここでも出てくるとか、ますます Xamarin 見てみようと思った次第。


VisualStudio と親和性高いみたいのね。



JavaからJavaScriptへ!HTML5適用から見えた次世代業務アプリケーション(佐川夫美雄〔html5jエンタープライズ部〕)

SPA 来てるんだなあと実感。
まだ JavaScript フレームワークを全然使えてない。


まだ AnglarJS をドットインストール観ながら試しているレベル。
サンプルを作ってみよう。



フロントエンドエンジニア(仮)~え、ちょっとフロントやること多すぎじゃない!?~(石本光司〔サイバーエージェント〕)

世の中ではフロントエンドとバックエンドの役割を分けるものなんですか? たしかにフロントでやることはいっぱいあるので、専念できれば技術をキャッチアップするスピード感は変わりそうだ。


自分はフロントエンドもサーバサイドもろくに使いこなせていないから役割を分けずにやってるってことか。



ソフトウェア開発を勉強し始めて3年間でやったこと~After~(きょん〔オンザロード〕)

スゴイ濃い3年間だったんだろうなあと想像した。
10年近くプログラマやってるけど、勢いと熱意で負けてる。


悔しい。
自分もいろいろやろう。



新人技術者にどうプログラミングを教えたか(小島 富治雄〔こみゅぷらす〕)

サブルーチンは: 「似たような処理をまとめる」 為じゃなく 「名前を付ける」 為にある。

なるほど!


教育的ペアプログラミング
面倒くさくても手本を見せる。
「何故そうするか」言う。
実際のリファクタリングを見せる。
テストを書いて通す。

これ見て、リーダーシップのSL理論を思い出した。
まだまだ意識的にできてない。



35歳無名のシステムエンジニアが1年半でフロントエンジニアになるために行った3つの成長戦略(小川 充〔株式会社クレスコ〕)

これを読んだら、30近い自分じゃもう遅いかな?なんて言い訳ができなくなった。


BackBone の SPA コード見てみよう。


2日目

エンジニアだからできる自由な生き方増井雄一郎〔ミイル/トレタ〕)

点と点をつなげて線にして、さらにクリエイティビティを発揮するという例えが腑に落ちた。

自分の学びの先に今以上の自由があるはず!
と信じられるだけのロールモデルを認識できた。



Play2/Scalaでドメイン駆動設計を利用した大規模Webアプリケーションのスクラム開発の勘所(吉村総一郎〔ドワンゴ〕)

ユーザ数が膨大なニコ生でも大規模なコード載せ替えってあるんだなと。


実際の現場にあるマネジメント問題の根本は、アジャイルとか ウォーターフォールとか関係ないことが多い
スクラムはリーダーを育てるのに素晴らしい開発手法
要求が日々変わるのでリッチなドキュメンテーションが変更時に負債になりがち

納得の言葉がいっぱい。



DeNAにおけるゲーム以外の新規事業の立ち上げ方(沖津貴智〔ディー・エヌ・エー〕)

スピード感出して開発するにはこういうやり方になるんだろうけど、これを周囲の人に理解してもらうのが難しくてあきらめそう。
特に世に出してからフィードバックを得てってところが、理解されない感じ。


ログに力を入れて「ほらユーザがこう使ってるでしょ?」ってやるしかないのかな。



Team GeekによるFearless Change角征典〔ワイクル〕)

理論を学ぶと感情をおろそかにしがち。
何かを変えるには、まず自分が何かを作って、賛同を得られやすい人を味方につけて、めんどくさい人にも数の圧力で納得してもらう、ってのがひとつの流れなのかな。


本当にダメなやつはダメ

こういう感情の逃げ道を用意してくれるのがありがたい。



iOSアプリケーションの継続的デリバリー~エンタープライズ品質のiOSアプリケーションを目指して~(梅原直樹〔リコー〕)

iOS デバイスに自動デプロイして、デプロイサーバから遠隔でテスト自動化するってすごすぎる。


テストエンジニアの技術力の高さに驚かされるばかり。


まとめ

デブサミで講演している人たちは純粋にディベロプメントを楽しんでいて、その楽しさを周囲に広めることを当たり前に行っている人たちだ。


そして講演を見に来る人たちは「次は自分の番だ!」と思いながら、もらった情熱を自分の周囲に広めていく。


技術どうこうというより、エンジニアの生きざまを目の当たりにして、俺も俺も!って気になってしまう。
デブサミは本当に素晴らしいイベントだなあ。


次回は参加しよう。


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