僕は 2年くらい前から Amazon のプレミア会員だ。
配送料は無料だし、注文すれば翌日届く。
ただ、Amazon での注文は「まとめて発送」オプションをよく利用する。
というのも、Amazon ヘビーユーザーとしては宅配便事業者の方々には感謝していて、最近の ヤマト運輸の意見広告 なども見ていると応援したい気持ちになるからだ。
しかし、残念ながらほとんどのケースで個別に発送される。
これはなぜだろうか?
ググった限りでは商品の配送センターの違いによってまとめることができず、分割発送されてしまうことがあるらしい。
顧客重視の姿勢はもっともだが、少なくとも僕はそれほど早い配送を望んでいないことが大半だ。
ひょっとして Amazon は個別配送したい理由があるのではないか?
Amazon の送料無料は、Amazon が大量の流通と引き換えに、僕らのような個人よりもはるかに低い単価で宅配便事業者(今はクロネコ?)に依頼することで成り立っている。
スケールメリットというやつだ。
おそらくこのパッケージの数が Amazon にとっての取引材料になるのではないだろうか。
うまくまとめて1000個依頼するより、個別に3000個依頼するほうが、宅配便事業者との交渉を有利に運べる。
そういうことではないか。
これが事実だとすれば Amazon は配送センターを最適化しても、発送処理を最適化しないのにはうなずける。
最適なパッケージを考える必要もないので、ダンボールがムダに大きいままでも放置される。
どうだろうか。
理由はわからない。
こうして宅配便事業者のためだなんて主張すると怪しいが、
単純に何個もダンボールを開けるのは面倒だし、資源ゴミも増えるのがイヤだという面もある。
ユーザエクスペリエンスの向上のためにもどうにかしてもらえないだろうか。
ジェフ・ベゾス 果てなき野望?アマゾンを創った無敵の奇才経営者
- 作者: ブラッド・ストーン
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る