BotFramework とは?
BotFramework は Microsoft が発表した Bot 作成の仕組み。
公式ドキュメント にあるように、BotConnector と BotBuilder (と詳細が明らかになっていないBotDirectory) で構成されている。
BotConnector
BotConnector は Bot のO/R マッパーみたいなもの。
日本で使えそうなチャットサービスは、Skype, Slack, SMS, EMail, WebChat あたり。
LINE 対応してないのが惜しいけど、上のラインアップを見る限りビジネス向けの Bot を作ることになるんだろう。
BotBuilder
対話式で bot とやり取りするためのライブラリ。
Web ページの Form を置き換えるものだと思ってる。
何ができるか
ひとまず BotConnector を見て思いついたものをつくった。
チャンネルをまたいでチャットをするサービス。
試すとわかるが、相手に ID を教える必要があり、それをチャットで送りたくなる。
ということで今ひとつ使い勝手がよくない。
ソースも公開しておく。
BotFramework の課題
試して気付いた課題や注意点がいくつかある。
Skype
Slack
MessagesExtensions
経由のメッセージ送信はユーザIdのメンションがついてしまう。
Reply の場合は問題ない。
[2016/05/05 9:28 追記] 上記現象は発生しなくなっている模様。
最後に
デモにあったようなピザを注文するとかの利用はわかりやすいが、Bot のサービス提供のみでビジネスになるのかなって気がしている。
Web ページと違って広告も入れづらいだろうし。
マネタイズがよくわからない。
Web ページでやってることを Bot にただ持ち込むのではスマートウォッチと同じことになる。
でも Bot はスマートウォッチや IoT よりも来る可能性があると予想されていて、僕もけっこうそうかもしれないと思っている。
果たしてどうなるか。
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