VisualStudioOnline 使ってみた

ここ1年半くらい VisualStudioOnline をシゴトで使ってた。


VisualStudioOnline

使ってみて感じたメリット・デメリットや、チーム開発のやり方について思ったことをまとめてみた。


まとめ

シゴトで使ったのでこの話を社内で発表したところ、発表後の雑談がそこそこ盛り上がった。

「正確な見積もりを求めるステークホルダーとどう折り合いをつけるか」
「自律的でないメンバーとどう向き合うか」
など、VisualStudioOnline とは直接関係がないので別エントリでまとめようと思う。

それにしてもやはりピープルウェアの一節は的を射ている。

実際のところ、
ソフトウェア開発上の問題の多くは、
技術的というより社会学的なものである


要望

何かの間違いで VisualStudioOnline の開発者の目に触れてくれないかという淡い期待をこめて、要望を書いておく。

BacklogPriority の復活

正確には、Webフォーム上の入力の復活。
Sprint 内では BacklogPriority(優先度)にしたがって WorkItem が並べ変わる。
これがあるときから Webフォーム上で入力ができなくなってしまった。
Excel を経由すれば入力はできる。
面倒すぎる。

公式の アップデート情報 に載っていないので、単なるバグだと信じたい。


ユーザ項目

VSO は便利過ぎるので使い込んでいくと、企業が独自のルールを使いたくなるもの。
数値や文字列などの基本的な項目を自由に追加できるようにしてくれればどれだけ便利だろうか。
既にすばらしいクエリー機能があるし、Excel を組み合わせれば大抵の問題は解決する。


最後に

VisualStudioOnline は VisualStudio の Online 版じゃないので、名前に踊らされないでほしい。
なんで TeamFoundationOnline あたりの名前にしなかったんだろうか。
ベータ版の頃は TeamFoundationService って名前だったから、そのままでもよかったんだけどなあ。
VisualStudio というブランドを IDE から広げたいのかな。


ピープルウエア 第3版

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