エントリー数を競う就活を正す方法を考えた

きっかけはコチラの Podcast を聞いたことから。
アキバ系!電脳空間カウボーイズZ: 第三百七十一回 川上量生x清水亮「ルールを変えるのか、ルールを壊すのか!?」後編


はじめに

まずは就活・・・というかリクナビで何が起きているかから。
3行で書くと、

学生にはエントリー数を競うように煽る  
企業にはエントリーしてきた学生をフィルタリングする機能を売りつける  
結果、リクナビが儲かるが、学生も企業も疲弊している

という感じ。

ニュースはこのへん。

ドワンゴ・川上量生会長 「受験料徴収」の真意 大量の“廃人”を生み出す「就活」 「就活」が日本をダメにする WEDGE Infinity(ウェッジ)


問題点

僕が思うに、リクナビのビジネスモデルがイケてない。


リクナビの収入源は「広告」がメイン。


すべての学生がリクナビを利用してくれる状態を目指すはずだし、
(PV が収入に影響するなら)学生が何度もサイトを訪れるように仕向けるはず。
これは本来あるべき「学生と企業のマッチング」という視点からはズレている。


解決策

エントリー数の上限を募集人数までとすること。
募集人数に対して報酬を得るというビジネスモデルにすること。


ルール

仮に10人募集する場合は10人とまでしかやりとりができない。
学生からも1社しかエントリーできない。
不成立となれば別の企業にエントリーできる。
ルールを破った場合、学生・企業にペナルティが課せられる。


訴求点

これなら学生が何股もかけようがないので、内定辞退が起こらない。
(就活サイトをかけもちする可能性もあるが・・・)


限定することで、学生も企業もアプローチを大事にするようになる。
アプローチする前の時点での情報の価値が高まり、SNSやブログなどの情報発信力が問われるようになる。これも時代に合う。
不成立の場合はそのやりとりを次の企業に引き継げるようにしても面白い。


最後に

ろくに下調べせずに妄想を書いた。
後悔はしてない。


リクナビやってる人たちは優秀な人ばかりだと思う。
目指す方向が evil になってきたら、方向性を再設定したうえでその優秀さを発揮すればいいのになと思った。


就活が日本をダメにする(WEDGEセレクション No.25)

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