残業する代わりに勉強することで得られるもの・得られないもの

先日の残業するなら勉強しようのおまけ。


以下のような2人のうち、どちらになりたいだろうか。


Aさん:毎日19時までプロジェクトのプログラミングをする
Bさん:毎日17時までプロジェクトのプログラミングし、その後19時までそのプロジェクト以外のプログラミングをする


断然Bさんをオススメするのだが、Bさんが得られるものと得られないものを考えてみる。


Bさんが得られるもの

集中力とひらめき

ひらめき

photo credit: Cayusa via photopin cc


プログラマーの1日に使える集中力は決まってて、私の場合は19時まで持たない。
この集中力を持続するのにいいのは「実装のマルチタスク」だと思う。 経験則だが2つまでのマルチタスクは効率がいい。
頭の違う部分を使うのか、相互にいい刺激になって新しい発見が得られる。


もっとも「同一プロジェクト内の実装のマルチタスク」は切り替えが利かないので論外。


プログラマーとしてのスキル

スキル

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1つのプロジェクトをすごく短い期間で観測すると Aさんのほうが効率がいいかもしれないが、ある時点から Bさんが追い抜くことになる。
成長スピードが違う。


Bさんが得られないもの

プログラマー事情に疎い人からの信用

疲れる

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Bさんが職場でやっているかにもよるが、退社しているとすると、「単に早く帰る人」の烙印を押されてしまう。
時間で評価されて、「Aさんのほうががんばっているでしょ」となる。
こういうこと言われるとどっと疲れる。


まとめ

残業しないと得られないものは、いらないものだった。


最初の質問に戻って「どちらになりたいか」だけど、
「なりたい」と「やってる」は全然違うなと思った。


『ブッ殺す』って思った時にはすでに行動は終っているからだッ!!
引用:http://www5a.biglobe.ne.jp/~yak/off/offrepo3.htm


「残業ゼロ」の仕事力

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