清掃のオバちゃんがブラック企業だった話

うちの集合住宅は清掃のオバちゃんが出入りしています。

オバちゃんは今思えばブラックな職場環境にいました。


スペック

まずは労働環境を。
週3日で 8:00 〜 12:00 。
集合住宅は9階建。
具体的な掃除箇所は契約で決まっている。


オバちゃんの評判

私から見ると、真面目なオバちゃん。
人当たりはいいほうではありません。

一部の住人と友達らしく、よく話しているのを目撃されていました。
たまに業務時間内でもおしゃべりに講じてしまっていたそうです。


どこがブラックか

私が12時過ぎに帰宅すると、オバちゃんがまだ掃除をしていることがありました。
おしゃべり分を取り返してるのかと思っていましたが、そうでもないようです。


本人いわく、仕事が遅くて12時に終わらない。
12時半くらいまでやらないと終わらないのだ、と言ってました。

サービス残業は決して指示されてやっているわけではない、ということに私は驚きました。


私ならこうする

時間と仕事の幅が決まっているときにできることは限られています。
簡単なのは仕事の厚さを薄くすることです。


9階建てを週3日毎回掃除するのがキツイとしたら、

  • 1日目は1〜6階
  • 2日目は4〜9階
  • 3日目は1〜3階と7〜9階

とすれば均等に掃除できます。

こうやって広く薄くやれば、時間内に全体をまんべんなくできるはずです。


掃除に時間をかけようと思えばいくらでもかけられてしまいます。

賃金もそれほど高くないし、ほどほどにやってあれば文句は言わないでしょう。


最後に

こうして自らブラックな労働環境で働き、取り組んだオバちゃん。
みなさんはどう思いますか?


このオバちゃんは勤勉で評価されるべき!
と思う方は、自身もその勤勉さを求められ、評価されるのかもしれません。


ちなみにこのオバちゃんは辞めており、今はもう別のオバちゃんが来ています。
今のおばちゃんは時間通りに働いています。