今さらだけど、下の気になった記事に関連した主張を。
自分は観客だと思っている人たち - まつたけのブログ
インターネットに観客はいない、というものはまさにその通り。
つながるのではなく、既につながっている
少しだけ歴史の話。
IT業界に携わる人には常識のことだが、
インターネットの起源はアメリカの複数の大学をつないだネットワークである。
当時はそれぞれの大学内のコンピュータ同士で文字などの通信ができた。 当然、日本のコンピュータはその大学とつながっておらず、孤立した状況にあった。
それから月日は流れ、現代。
日本では79%のインターネット普及率となった。
つまり、日本の 79% の人が持つコンピュータは既につながっているということだ。
綾瀬はるかも、堀北真希も、佐々木希だって(PC か携帯が)つながっている。
二宮和也も、松坂桃李、西島秀俊だって同じだ。
ケータイ電話を想像してもらえばわかりやすい。
憧れの有名人とはつながっているが、電話番号(LINE ID)を知らない、ということだけだ。
あなたの友人の電話番号(LINE ID)は知っているだろうが、他に何の違いもない。
「認識しているかどうか」の違いしかないのだ。
情報が拡散されるまで
あなたがブログや Twitter, Facebook をやっているとする。
そこに書き込んだ情報は、「あなた」を「あなたと認識している誰か」が受取る。
「認識していない誰か」は、すぐにはその情報には気づかないだろう。
面白い情報は「あなたの知人友人」がリツイートしたりお気に入りにしたりするだろう。
内輪ネタならそこまでだが、それを超えた面白さであれば、
そのまた友人がさらに拡散することだろう。
さらに次のステップ。
世の中にはビジネスとして情報の整理・拡散をしている企業がある。
たとえば、情報を整理してすべての人に送り届けるという使命を掲げた Google 。
Google は情報を整理するとき、より多くの人に必要とされている情報を優先的に扱う。
検索したときに先に出てくるのは、多くの人が見ている情報だからだ。
急激に広まっている情報は、より上位の検索結果に表示されることだろう。
そしてその情報はより多くの人に拡散される。
他にも、日々のネタを追いかけるのに必死なメディア業界、
Twitter や Facebook も情報の拡散に一役買うことだろう。
インターネットの狙い
インターネットがどういう目的を持っているのかということもおさえておきたい。
一言で言えば、「すべての情報が誰に対しても平等にアクセスするための仕組み」だ。
(異論はあるだろうが、自分なりの解釈)
前提として「公開するために存在するもの」である。
非公開にするには、プログラマが仕組みを別で用意しているということでもある。
ブログでいえば、下書き保存、
Twitter でいえば、ホーム(フォローした人だけ表示する)
などが非公開にするための仕組みに当たる。
今まさに見ているこの記事を表現する HTML では、そのフォーマットが公開されている。 そのためあって、さまざまな国の人々が(金銭目的でない目的で!)改善し続けている。
言わば、「インターネットは元気玉みたいなもの」なのだ。
Mr.サタン(有名人)が声をかければとんでもなく元気玉がデカくなるし、
悟空(無名なあなた)だって修行して実力が伴えばデカイ元気玉が打てるようになる。
たとえ今はヤムチャだとしても、ね。
まとめ
かなりカタい内容になってしまったので、本当に届いて欲しい層には情報が届かないかもしれない。
でもきっとこの記事もインターネットの力によって届くと信じて。
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