Electron が流行りつつあるけど何が嬉しいのかの予測

はじめに

先日の YAPC で一躍注目を集めた Electron

Electron: Building desktop apps with web technologies - YAPC::Asia Tokyo 2015


やってみた系の記事やハウツー記事がやたら目につくようになった。


もっぱらWindows系で、最近MS系のWeb開発者にジョブチェンジした身からすると、Electron のどこがいいのかが今ひとつわからなかった。
それがいくつか予測できてきたので、何が嬉しいのかを忘れないように書いておく。
誰かに聞いたわけじゃないので僕の単なる想像。


ここが嬉しい

アプリになるのが嬉しい

日常的に使うWebサイトを何個もブラウザで開いておくよりも、アプリのほうが使い勝手がいい。


既知の技術で作れることが嬉しい

Web系開発者にとって HTML + CSS + JavaScript(npm) で作れるなんて願ったり叶ったりだ。
今のスキルセットの延長線上で作れる。


ただ一つのブラウザに向けて作るだけでいいことが嬉しい

今は亡き IE6 をはじめ、残念なブラウザに対応しなければならない苦痛。
素晴らしいライブラリによって緩和されていたけど、やらなくていいならそれに越したことはない。


Electron は Chromium を利用しているため、それだけ対応すればいい。
互換性を考えなくていいなんて優しい世界だ。


おわりに

外してたら指摘ください。


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