プログラマをやっているときの醍醐味の一つが「点と点が線になる瞬間」だと思う。
これは週に1度感じるときがあれば、運が悪いと半年に1度も出会わないこともある。
今日出会った小さい事例を具体例にあげてみる。
背景
まずは僕のコンテキストをあげておく。
- Windows プログラミングがメイン
- 社内ツールレベルの LAMP 経験あり
- 4年くらい前に Rails やろうとしたが構築が面倒で断念した
- 最近 Rebuild.fm をよく聴いてる
事例紹介
僕は作りたいものがあった。
PHP で書いても技術的なチャレンジがなく、面白くない。
Rails
おもむろに Rails 熱がこみ上げてきた。
Ruby, Rails を基礎から学ぶため、定番のドットインストールにお世話になることに。
動画中で Vagrant(仮想化環境を簡単に作るツール)使って開発環境を構築する、ということだったのでそちらも並行。
余談だがこんな事態になった。
Rubyやってみようと思ったら Vagrant 使うって言われ、Vagrant の動画見たら Ruby の知識が合った方がいいと言われてどっちから見るべきか困った件。 / “#01 Vagrantとはなにか? | Vagrant入…” http://t.co/OuoS5K36Wz
— けーへい (@khei_fuji) 2014, 3月 23
Vagrant と VirtualBox
気を取り直して動画を進めると、Vagrant は VirualBox(フリーの仮想化ソフト)のラッパーだということが判明。(VMWare も対応)
この時、1本目の線。
僕は社内ツールのホストで VirtualBox を使っていた。
まさかこんなところで役立つとは思っていなかった。
大体 Vargrant がどんなことをやっているかがわかり、学習コストがカットされた。
Vagrant と ベイグラント
動画内で「ベイグラント」という言葉がよく出てくることに気づく。
そして僕は「ベイグラント」を既に知っている。
なぜならRebuild.fm 14 に出てきていた。
「Vagrant」は知らないものだと思っていた。
「ベイグラント」=「Vagrant」であることに驚くのと同時に、
自分がそれに気づかないレベルの英語力ということにも驚く。
(音で聴くのと単語を見ているときで、言葉がつながらないのはよくある・・・)
Rails の記憶
Vagrant では、ググって出てきた rails-dev-box を使うことに。
Vagrant 入門を進めていく間に Vagrant の設定を見てみると、
config.vm.network :forwaded_port, guest:3000, host:3000
こんな設定が。
ここで2本目の線。
4年前のかすかな Rails の記憶が蘇り、Rails がサーバを内包していたことを思い出す。
Vagrant で立ち上げたゲストOS内のRailsアプリには、ホストOSから localhost:3000 でアクセスできるということに気づく。
Vagrant と rails-dev-box はよく出来てると実感。
再度 Rebuild.fm
ドットインストールを進めていると、このサービスの特性上、広く浅い知識にとどまることに気になり始める。
そこで3本目の線。
Rebuild.fm 35 で紹介されていたスポンサー Railsチュートリアル を思い出す。
ということで今はドットインストールと Railsチュートリアルを進めているところ。
はじめに思い描いた作りたいものが全く進んでいないのはご愛嬌。
最後に
今回挙げた事例で「点」の部分の Rebuild.fm 率が高すぎて焦った。
オープンソース界隈かガジェットが好きなら間違いなくこれは聴くべき。
独学で勉強するにはやる気が出ないと続かない。
自分なりの楽しみを見つけていく工夫が必要だ。
僕の場合はそれが「点と点が線になる瞬間」を見つけることだ。
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