IFTTT で静岡マラソン完走を目指します!

勘の良い人はタイトルだけでピンと来たかもしれません。

IFTTT とは?

ご存知の方は飛ばしてください。


IFTTT は、「If this then that」を略した名称のサービスです。
さまざまな Web サービス同士を関連付けたアクションを自動実行できます。


例を挙げれば、
Gmail でスターを付けたメールを Evernote に保存する」
iOS で追加された写真を DropBox に転送する」
などなど。

IFTTT ではこれをレシピと呼びます。


ITエンジニア御用達の Jenkins をプライベート化したサービス、といった感じでしょうか。


iPhone アプリはこちら。

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静岡マラソンと何の関係があるの?

昨年末(2013年)に iOS Location が対応されました。


IFTTTがiOSの位置チャネルをローンチ: Foursquare, Twitter, Instagram, Facebookとも統合 | TechCrunch Japan

IFTTTのモバイルディレクターDevin Foleyは、帰宅時に家の近くまで来たら、彼の家のPhillips製Hueライトの色が、まるでダンスパーティーのときのライトのように次々と変わるようにセットアップした。すると彼の息子は、パパが帰ってきたと分かるのだ。CEOのLinden Tibbetsは、最近出た結婚式で、そのとき結婚式場で撮られたInstagramの公開写真がすべて、彼のDropboxに入るようにセットアップした。その写真集を、式に来た人たちとあとで共有できるのだ。


ふとマラソンで利用できるということに気づきました。

マラソンには「通過ポイントごとの制限時間」がある大会があります。
3/2 に行われる静岡マラソンにもあります。


例えば、
6.3km 地点の第1関門はスタートから1時間6分、
22.5km 地点の第5関門はスタートから3時間5分、
40km 地点の第9関門はスタートから5時間14分
といった具合です。


これらの関門を通過するごとに Twitter に投稿する?などすれば、
リアルタイムに状況を公開することができます。


というわけでレシピを作成しました。

Share Recipe にしてあるので、参加される方はご利用ください。

(第1関門、第2関門がない理由は後述)


課題

レシピを作ってみたところ、いくつか課題が出てきました。


1.Trigger が反応しないかもしれない

これが一番の問題です。
自宅周辺でテストしてみたのですが、iOS Location Trigger が全く反応しません。
位置情報のプライバシーを許可してもダメ。


iOS の位置の同期のタイミングや範囲の誤差もありそうなので、
設定の調整が必要かもしれません。


この状態で何でレシピ公開してるんだと怒られそうですが、
試すのが面倒 iOS に詳しい方にご意見頂いたほうが早いと思った次第です。


2.何度も通過する関門では使えない

コースで複数回通過する地点にある関門では利用できません。
静岡マラソンでは第1関門、第2関門がそれにあたります。


これはどうにもできませんね。


3.近隣の人は手間がかかる

あくまでも位置情報のみに反応するレシピなので、
普段の行動範囲と重なる近隣の人は、日常生活で反応してしまいます。


レシピの有効・無効を切り替える機能はあるのですが、手間です。
今後 IFTTT の IF の拡張性が高まることを期待したいところです。


4.完走できるかわからない

IFTTT の課題ではなく、自分の課題です。


レシピを登録してるのに完走できなかったら恥ずかしい

自分を追い込む

完走せざるを得ない


という作戦なのですが、
途中で Tweet が途切れたときはきっと涙目です。


ああでも「Trigger が反応しなかっただけで完走したんだよ」
という嘘をつく余地はありますね。


最後に

関門ごとに使うのはやりすぎかもしれませんが、
ゴールをみんなで共有するのは面白そうです。


面白いレシピがあればぜひコメントでお知らせください!