連休中に書いた記事がバズってあせった。
ITエンジニアの評価制度をどげんかせんといかん - ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ。
はてなユーザはITエンジニアが多くて、
みんな今でしょ先生評価制度に興味津々らしい。
評価制度をどうにかしようという視点で記事を書いたけど、
下の記事を見ていたところ、違う視点で書く気になった。
SPACEBOY : あなたは5年後、間違いなく複数の会社で働くようになる
結論
端的に言えば、「評価する(される)ことをあきらめる」という考え方だ。
なぜあきらめるのか
tenjin68k さん が言及してたとおり。
誰もが納得する評価制度はムリだと思う。
そう思う。
目標設定をどうにかやっつけたところで、
目標設定に変わる別のクソみたいな制度が現れるに違いない。
運良くクソじゃなかったとしても、
それは別のエンジニアからすればクソかもしれない。
こんなことを続けていては救いがない。
じゃあどうするか
エンジニアであれば、評価に時間を費やすくらいなら、
システム・サービス開発に打ち込んだり、技術を追うほうがはるかに楽しいし、建設的だ。
(なによりユーザはそれを望まないだろう)
前述の記事にあった、
モチベーション3.0
何かを達成したいとか、社会の役に立ちたいといった個人の中から自然と出てくるモチベーションのことを指す。掛け金のないゲームでもあっても「やりたいからやる」のである。職場に成果主義が導入されていてもいなくても、自分の中に達成したいものがあるから頑張るという世界だ。
という考えを持つこと。
無理やりこのモチベーションを出すのはキツイので、
お手軽なのは、すでにそういう考えを持っている人の近くにいることだ。
そのうちその考えが移ってくる。
「評価されなくても好きでやってるから別にいいやー」
「誰々が昇格したんだー、へえー、あれ?次のデブサミいつだっけ?」
みたいな感じ。
エンジニアとしてのスキルを磨くことで、
人事評価上は大差がなくても面白い仕事がアサインされやすくなる
ということはあるのではないか。
評価制度への賞賛の話は聞いたことがなくても、
あの人なんか面白い仕事よく関わってるなあ、という話はたまに聞く。
まとめ
エンジニアにとっては金銭面よりも(もちろんある程度は必要)
どれだけ楽しい仕事ができるかのほうが重要だったりする。
もしあなたが既にそこそこクリエイティブで驚きや発見がある仕事をしているとすれば、
もうすでにあなたは評価されているのかもしれない。
あとは奇跡が起これば、プロダクトの評価を高めたことで結果的に人事評価がついてくる・・・かも。
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